Japanese Press Releases

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クロノス・グループ、クロス・プラットフォームにおける高電力効率コンピュータ・ビジョン処理の高速化向けを可能とする「OpenVX 1.2」を発表

2017年5月1日(米国時間)、世界有数のハードウェアおよびソフトウェア企業からなるオープン・コンソーシアムのKhronos™ Group(以下、クロノス)は、クロス・プラットフォームのコンピュータ・ビジョン・アプリケーションおよびライブラリの高速化に向けた、即時利用可能な「OpenV™ 1.2」を発表しました。OpenVXは、リアルタイムのモバイルおよび組込みプラットフォームを対象とした、高抽象度のグラフ理論型APIです。このオープンソースのクロス・プラットフォーム対応ロイヤルティ・フリー標準規格により、顔・体・ジェスチャのトラッキングや高度な映像監視、自動運転支援システム、目視検査、ロボティクス等のコンピュータ・ビジョン・アプリケーションにおいて、高度な性能移植性と消費電力の最適化が実現します。OpenVX 1.2は、条件付き実行や特徴検出、クラシフィケーション等、演算機能が大幅に拡張されています。

Khronos Group、GDCにて主要APIの最新情報と新ワーキング・グループ発足を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)において、主要APIの最新情報ならびに、新ワーキング・グループの発足を発表しました。クロノスはGDC会期中、さまざまなイベントの主催及び参加を通じて、あらゆるデベロッパの皆さまに最新ハードウェア機能を活用できる、クロス・プラットフォーム型APIの仕様策定とその普及活動に注力する予定です。

クロノス・グループ、Game Developers Conferenceに参加

業界を代表する、ハードウェア/ソフトウェア企業から構成されるオープン・コンソーシアムのクロノス・グループ(以下: クロノス)は、ゲーム・タイトル開発に特化した業界最大規模のカンファレンス「Game Developers Conference」(会期: 2017年2月27日~3月3日、会場: サンフランシスコ・モスコーニ・センター、以下: GDC)に参加します(小間番号: 南ホール2419)。クロノス・ブースでは、各API仕様の最新情報をご紹介するほか、会員企業各社によるクロノスAPIを実装した各社製品・技術のプレゼンテーションを行なう予定です。

Khronos™ Group、OpenGLおよびOpenGL ESのコンフォーマンス・テストのオープンソース化を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、OpenGL®およびOpenGL® ESの3Dグラフィックス向け標準規格APIをオープンソース化したと発表しました。これに伴い、OpenGL®およびOpenGL® ESのテストソースと、Vulkan®リリース時にオープンソース化したVulkan®テストスイートを保管する新たなGitHubソースレポジトリを作成しました。レポジトリの統一により、クロノス3D関連API各種のテストプログラム開発の効率化と短期化が、加速すると期待されます。今回の対象であるこれらの3D APIテストソースは、Apache 2.0ライセンスのもとで本レポジトリ(https://github.com/KhronosGroup/VK-GL-CTS)から入手可能です。

クロノス・グループ、「glTF」の有能な進展を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成されるオープン・コンソーシアムのクロノス・グループは、3Dコンテンツの送信及びローディング向けにロイヤリティで提供するglTF (GL Transmission Format)に関する重要な進展があったことを発表しました。クロノスは、2015年9月のglTF 1.0発表に続いてオープンソースglTFバリデータを公開し、業界からのインターオペラビリティ(相互運用性)強化に関するフィードバックを盛り込んだglTF 1.0.1仕様のコミュニティレビューを開始しました。また、IANAによるglTFのMIMEタイプとしての正式登録を受け、glTF規格をサポートする各種インポータやトランスレータ、ツール群の拡張を推進しています。glTFの仕様や関連活動の詳細は、クロノスのウェブサイトでご覧いただけます。

クロノス・グループ、「OpenVX 1.1」を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成されるオープン・コンソーシアムのクロノス・グループ(以下: クロノス)は、コンピュータ・ビジョンのアプリケーションおよびライブラリのクロスプラットフォーム・アクセラレーション向けAPI「OpenVX 1.1」を発表しました。OpenVXは、顔・体・ジェスチャのトラッキングや高度な映像監視、自動運転支援システム、拡張現実、目視検査、ロボティクスなど、あらゆる用途に向けたコンピュータ・ビジョン・アルゴリズムの性能と消費電力の最適化を可能にします。OpenVX 1.0準拠の実装およびツールは、すでにAMD、Imagination、Intel、NVIDIA、Synopsis、VeriSiliconの各社から提供されています。OpenVX 1.1はこの流れを踏襲し、 「Computational Photography(コンピュータ・ビジョン、CG、写真技術を一体化した新時代のデジタル写真)」などの用途向けに新たな処理機能が追加され、データのアクセスと処理に対するアプリケーション側による制御が強化されています。オープンソース形式のOpenVX 1.1サンプル実装とコンフォーマンス・テスト完全版は、2016年上半期に公開する予定です。OpenVX仕様の詳細およびアダプター会員用プログラムは、www.khronos.org/openvxから入手いただけます。

クロノス・グループ、並列プログラム向けにOpenCL C++カーネル言語を用いた OpenCL 2.2暫定仕様を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループ(以下: クロノス)は、OpenCL™ 2.2, SYCL™ 2.2およびSPIR-V™ 1.1の暫定仕様を直ちに利用できるように公開したと発表しました。並列プログラミングの生産性の飛躍的な向上のため、OpenCL 2.2にはOpenCL C++言語によるカーネルが組み込まれています。SYCL 2.2は、OpenCL C++の有用性の最大限の活用と、ホストおよびデバイスのプログラムコードの単一ソースファイル収容を両立させています。また、SPIR-V 1.1はクロノスの定義による中間表現を拡張し、OpenCL C++カーネル言語の完全対応のためにシェーダ機能および演算処理カーネル機能をネイティブでサポートします。これらの最新仕様は、Khronos Forum(https://forums.khronos.org/)経由をはじめ、仕様の正式確定前にデベロッパ会員およびインプリメンター会員がフィードバックを投稿できるよう、http://www.khronos.orgにて暫定形式でリリースしています。

クロノス・グループ、OpenGL SC 2.0を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成されるオープン・コンソーシアムのクロノス・グループ(以下: クロノス)は、安全認証を必要とするシステムにプログラマブル・グラフィックスを活用可能とする「OpenGL® SC 2.0」を発表しました。OpenGL SC 2.0 は、アビオニクスシステムのFAA DO-178CおよびEASA ED-12C Level A、ならびに車載システムのISO 26262安全規格等、高信頼性表示系システム市場における、独自かつ厳しい要件に対応するために、クロノスのSafety Criticalワーキング・グループが仕様策定したものです。この発表は高信頼性システムの各メーカにとって、世界各国に広がる多くのOpenGL SC 1.0搭載製品導入実績とアビオニクス認証取得実績に加え、OpenGL SC 2.0の追加によって最高水準の安全認証の取得と先進的なプログラマブル・シェーダ・エンジンの活用を両立を可能とします。OpenGL SC 2.0およびクロノスのセーフティ・クリティカル関連仕様セットおよび関連活動の詳細は、http://www.khronos.org/safetycriticalでご参照ください。